道後温泉紹介

温泉地で有名な松山市では、広い範囲で源泉が見つかっています。
その中でも松山と言えば道後温泉ですが、南道後温泉や東道後温泉などエリアによっても泉質が異なり、得られる効能も異なります。
道後温泉だけでなく、松山の温泉について、それぞれ異なる特長などをまとめてみました。

道後エリア


道後温泉は、日本国内でもひときわ古い3000年もの歴史を持つと言われる温泉です。
日本三古湯の一と言われています。

     
泉質 単純温泉。 源泉温度(摂氏)42 - 51度(これらを混合して46度で供給しています)。
主な効能 神経痛、リューマチ・胃腸病・皮膚病・痛風・貧血
※ 効能は万人にその効果を保証するものではありません。
また、こちらに記載しきれていない効能もございます。

紹介している温泉施設以外にも様々な温泉施設があります。

茶玻瑠

東道後エリア


     

南久米町、北久米町、鷹ノ子町、星岡町、福音寺町の周辺に湧出する温泉の総称です。数カ所の源泉があり、温泉郷となっています。東道後温泉久米之癒、、たかのこの湯(旧:鷹ノ子温泉)、媛彦温泉、もこの温泉郷に含まれています。中でもたかのこの湯(旧:鷹ノ子温泉)は、開湯伝説によれば弘法大師の発見とされています。

 
泉質 アルカリ性単純温泉 源泉温度(摂氏) 32.8 - 48.0℃(数種類の源泉で浴槽の温度を調節しています)
主な効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩
※ 効能はその効果を万人に保証するものではありません。
また、こちらに記載しきれていない効能もございます。

紹介している温泉施設以外にも様々な温泉施設があります。

東道後久米之湯    媛彦温泉    たかのこの湯

南道後エリア


南道後温泉は、松山市中野町に湧出する温泉です。日帰り入浴施設「ていれぎの湯」や、宿泊所を備えた「ていれぎ館」があります。ていれぎの名は、空海の故事にちなみ、四国伊予地方の方言にもなっています。南道後温泉の近隣にある杖ノ淵公園に「杖の淵」という泉があり、空海が巡錫で訪れた際、旱魃を見かねて錫杖で地を突き、涌き出たものといわれています。この泉の周辺には刺身のつまとして親しまれるオオバタネツケバナ(アブラナ科タネツケバナ属)が自生しており、この草はテイレギと呼ばれています。

泉質 ナトリウム塩化物泉 源泉温度(摂氏)40.8 ℃ pH 7.3
主な効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、五十肩、くじき慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、きりきず、やけど、虚弱児童、健康増進
※ 効能は万人にその効果を保証するものではありません。

紹介している温泉施設以外にも様々な温泉施設があります。

ていれぎの湯

松山中心部の温泉


    

街の真ん中、宮田町の天然温泉。松山駅前にあるキスケの湯は、愛媛最深級の1700mから汲み上げる源泉です。

天然温泉キスケのゆ

泉質 アルカリ性単純弱放射能泉(低張性アルカリ性高温泉) 源泉温度 44.0 ℃ pH 9.4
主な効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
※ 効能は万人にその効果を保証するものではありません。



※上記は、各温泉施設より得た情報やWikipedia情報を参考にまとめさせていただきました。
今回ご紹介させていただいた温泉以外にも、松山には様々な温泉がございまいます。